休日の今日、何となくバスに乗って石神井公園に行きました。
駅前で珈琲でも飲もうかと思っていたら、「照姫まつり」でバスは
途中で止まり、公園が終点でした。

この祭りは知らなかったのですが、結構な人出でした。
池の端を歩きながら見上げると、もうすっかり新緑です。

沖縄にいる義理の母は新緑のことを「葉っぱがプチプチしている」と
表現します。

東京は風が強くて、空の色が目まぐるしく変化します。
灰色がかった空に新緑のプチプチがいい感じでした。

世の中はゴールデンウィーク真っ只中。
ゴールデンウィークは、もうまるごと有無をいわさず1週間休みに決めてしまえばいいのにと毎年思います。

とても気持ちよく晴れたので、ぶらりと東大に散歩に向かいました。
さすがに大型連休だけあって、学生さんもまばらです。
代わりに近所の人や、観光マップを手にした人たちが
のんびりしていました。

ほどよく世の中と隔絶された感じがして、休みにぴったりです。

朝起き抜けに亡父の墓参に行こうと思い立ちました。
家族に話すと、全員一致で「それはいい」ということになり、多摩霊園に。
しばらくバタバタしていたので、こうしてお墓に来るのも久しぶり。
東小金井駅から東京農工大を抜けて、武蔵野公園とのんびり散歩です。

それにしても腹が減ったね、団子が食いたい、まあもうしばらくで屋台が出てる筈だからと、ひたすら歩き、それにしても閑散としてるね、お彼岸なのにねえなどと会話を重ねるうちに頭をもたげる違和感…。

何故誰も気づかなかったのか。4月29日は昭和の日でした。

今はどこに行っても、節電のために暗くなっています。
治安さえ守られれば、街の明るさは今くらいが丁度いいと思います。
そして、そういう声を良く耳にするので、そう思っている人は沢山いるに違いありません。

ならば何故、今まで明るすぎるくらいに明るかったのか。
明かりを灯す人が「暗くてもよし」とするのは、勇気がいることなのかもしれません。
若しくは、プロ野球の過剰な鳴物のようなものなのかと、ふと考えてしまいました。

今住んでいるところは、通り1本で対象外になっています。友人のうち対象地域にかかっている人たちからは、停電にどう対処しているのか話を聞いています。
人の流れが止まってしまうと、やはり客商売には影響は大きいようです。それが例え数時間のことであっても、影響は計り知れないのでしょう。何とか細々とでも、どこの地域も電気を止めなくてもいいようにはできないものかと思います。